茨ニャンの会 公式ブログ

茨城県つくば市を拠点に、犬猫の避妊去勢手術の奨励や飼い主のいない猫のTNR活動、 里親探し等を行っている団体です。

2019年04月

以前に譲渡会にて申し込みをいただき、譲渡のお話になった畑猫母さん・・・

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お申し込みを頂いたお話は、ブログでご紹介させて頂いております:
良い週末でありました

つくば市内のお宅にトライアル・・・

畑猫母さん、お届けの日の様子



ご飯もしっかり食べているので、大丈夫そうですね。


こちらは、その後の映像:



里親さんは畑猫母さんがすぐ慣れないのでは?という心配もされていたようですが、すぐ慣れたみたいです!

という訳で、無事畑猫母さんは譲渡確定となりました! 

新しい名前は「るるちゃん」だそうです!

今日は、東京都内の某協力病院さんに行ってきました。

病院には、「うちの名前は出さないで~」と言われてしまったので、どこの病院かは・・・内緒!です。

先日、

野良さん捕獲・・・
真鍋君・・・のお話!

で書きました<真鍋君>を今日協力病院さんで去勢しました。

捕獲から2週間が経過した<真鍋君>…ウィルス検査(猫エイズ・猫白血病)の検査結果は・・・

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猫エイズ・猫白血病ともに陰性の結果でした!

上の写真のキットは、色々ある検査キットの中でも、最も信頼性があるとされている、米国のアイデックス社製の「COMBO」という検査キットです。

血液を採取して、検査キットに垂らして、15分位待ちます。

水色の丸が一つ出ているのは、「この検査キットが正常に反応しています」というサインです。

検査した猫が猫エイズの場合は、向かって左下にもう1つ水色の丸が出ます。

検査した猫が猫白血病の場合は、向かって右下にもう1つ水色の丸が出ます。

つまり、猫エイズや猫白血病をもっている猫だった場合には、水色の丸が2つ出ることになります。

検査した猫が猫エイズ猫白血病ともに陽性の「ダブルキャリア」と呼ばれる猫だった場合は、「この検査キットが正常に反応しています」というサインに加えて、猫エイズであることを示す丸と猫白血病を示す丸が出ますので、全部で丸が3つ出ることになります。

■■■そして、ここは、実は多くの愛護団体・ボランティア団体が徹底できていない話なのですが■■■

猫エイズ・猫白血病が検査キットに現れるまでには「潜伏期間」というものがあります。

つまり、猫エイズや猫白血病に感染しても、感染直後だと、検査キットで<陰性>と出るのです。

外で猫を捕まえて、次の日に<陰性>の結果でも、本当は陽性の可能性を否定できません。

では、どれぐらい感染から時間が経過していたら検査キットで<陽性>と出るのか?については、多少獣医さんによって意見が違うので「〇〇日空いていれば大丈夫です!」と言えないのですが、「2週間も間が開いていれば、血中の抗体価がグーンと上がるから、検査キットが反応する!」と言う獣医さんもいれば、「3週間かなぁ」という獣医さんもいます。

色々な獣医さんの意見を聞いてみたところ、「猫の身体に傷がなければ3週間みればいい!」という意見が多かったです。「1ヶ月開けないとダメだ!」という獣医さんもいました。

結局のところ、獣医さんにもよく分からないらしい、ということで、茨ニャンの会で過去散々保護した猫を複数回調べてみたところ、やはり「2週間」あれば検査キットは反応するということが分かりました。ただし、保護から2週間だと検査キットは<薄~く>しか反応しません。

今日、「真鍋君」は捕獲から2週間経過しています。そして、検査キットは全く反応しませんでした(〇が1個しか出ませんでした)。

身体に傷も見当たりませんので、多分猫エイズ猫白血病陰性なのだと思います。2週間後~3週間後に再検査予定です!

今日は他に、野良さん♀をもう1匹避妊手術をしました。

手術の様子・・・

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この後、お腹の毛刈りをして、卵巣と子宮を摘出しました。

身体の回復を待って、リリースします。

今日は病院はとっても混んでいて、連れて来られていたメス猫達は皆妊娠していました。中には、もうすぐ産まれそうなのもいて、可哀想に思いました。連れて来ていたボランティアは千葉方面の人たちということでした。その人たちも、もうすぐ産まれそうなものをおろしてしまいたくはなかったでしょう。でも、産まれてしまったものを全部全部よい里親さんを探すのは大変な手間です。茨ニャンの会は、もうすぐ産まれそうなものはおろさないことが多いですが、各ボランティアさん、各ボランティア団体・愛護団体皆事情はそれぞれなので、仕方ないのかなあ・・・と思いました。

本日は、お日柄もよく~ 

あーあーあー、って感じです
明日は譲渡会を開催いたします

の記事でご紹介させていただいた子猫のうち、白黒子猫♂のお届けに行ってまいりました。

今日お届けしたのは、こちらの白黒子猫さんです。

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今日の行き先は~~~東京の~~~麻布!

新天皇即位を控えてか、東京都内はあちこちに警察官が立っていたり、検問をやっています💦

昨年は違反切符を切られて懲りましたので・・・消えた四点・・・

用心用心しながら運転・・・🚙 

準備万端とは聞いておりましたが…

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バッチリですね! 感激です。

こちらは先住猫のペルシャ猫さん4歳ぐらい♂

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今回の里親さんも、「猫飼いたいな~」と思ったときに、ボランティア団体や愛護団体からもらうということは全く頭になく、ペットショップに買いに行ってしまったそうです ←よくあるパターン

後から、買わない選択肢もあったということを知り、「次は保護猫をもらう」と思った、とか。

ペルシャさんはすごく大きく見えるのですが、4.1キロぐらいだそう。毛長なので膨らんで見えるから大きく見えるんですね。外国種が入ってる猫だと7キロとか8キロにもなる子もいますが、4.1キロなら健康的ですね。

麻布ってケーヨーD2があるんですね。知らなった。里親さん曰く「そうなんですよ。だから猫の餌とかもすぐ買いに行けて便利なんですよ」

白黒子猫さんは、着いてすぐご飯も食べてトイレもしました。

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GWは10連休だそうなので、気を付けて見ていただけるそうです。

去勢の時期がきたら、こちらでお預かりして去勢するお約束になりました

今日は寒かったですね☂

今日は、猫達をワクチン接種に連れてきました。

今日連れてった猫達は猫エイズの子達と、猫白血病の子達。

いっぺんに連れて行けば時間短縮になるのですが、猫エイズの子達と猫白血病の子達を一緒に車に載せて運ぶ気はどうも起きず(車の中で白血病でない子に白血病がうつると嫌なので)、手間でしたが、2回に分けて連れて行きました。

とても多くの団体が犬や猫を里親さんを見つけられないまま沢山溜め込んでいますが、茨ニャンの会は、猫エイズの子6匹と猫白血病2匹のみが貰われないまま残っている状態です。貰われないまま残っているというよりも、事実上里親探しを断念している状態に近いのですが。

一般の方の感覚からすると、8匹でも多いと思われるかも知れませんが、100匹~300匹程溜め込んでしまっている団体は珍しくはありません。1年に10匹~15匹の犬猫が貰われないまま残ったとして、5年~10年活動していたら100匹程度は溜まる計算になりますから、100匹は決して大げさではないのです。

少し前にも、古河の団体が犬猫を100匹溜め込んでしまい、世話がきちんと出来なくなって、犬猫を劣悪な状態にしているとして、茨城県はこの団体に改善命令を出しました。新聞記事にもなっていたようです。本当に、大げさな話ではないのです。個人で活動するボランティアで100匹溜め込んでいるような人もいます。

猫エイズの子6匹のうち3匹位は里親探しはしようと思っています。

病気の無い子達の里親探しだけでも手一杯なので、ついつい猫エイズの子達の里親探しは後回しになってしまうんですけどね

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病院は今の時期、犬のフィラリア検査やフィラリアのお薬の処方の関係で、犬を連れて来ている方が多くて、とても混んでいました。

プスプスっとワクチンを打ってもらいました。

写真は2年位前に土浦から引き取った白猫さん(ゆきちゃん)です。ゆきちゃんともう1匹の茶トラのオス(寅次郎)は飼ってくれる人を探したいな~と思っています。でも、ゆきちゃんは性格が臆病で、譲渡会に連れて行くとおしっこを漏らしてしまうので、譲渡会向きではないんですね。

猫エイズの子達も、勿論、避妊手術・去勢手術は済んでいます。避妊手術・去勢手術が済んでいて室内で飼って頂く分には発症はまずしませんので、こうした子達をもしもらって下さる方がいらしたら、是非ともご連絡をお願いいたします。

今日は、みんな、お疲れ様でした! 病院嫌だったよね! お疲れ様!

今週末は譲渡会(里親会)は開催いたしません! たまにはお休みということで。

少し間が開いてしまいましたが、先週末の譲渡会のご報告。

天気がよかった割には来客は少なめでした

ですが、3匹の猫さんにお申込みをいただきました

ただ、残念ながら2匹の猫さんについては、後から「帰ってから猫飼うって話したら、同じ敷地内のじーちゃんばーちゃんに反対された」とのことで、譲渡にならないかも知れません。

1匹の猫さんは確実に譲渡のお話になりました。

こちらの猫さんです!

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トラ柄とサビ柄が混じっている上に、全体的に色が薄目でパステル調の変わった柄の猫さんです。

貰い受けて下さるのは、かすみがうら市の猫好きご一家さんです。

事前に電話でお問合せがあり、「飼っていた猫が寿命で昨年亡くなって、また飼いたいなぁって思って」とのこと。かすみがうら方面は猫を外に出してしまう方も多いので、確認したところ「あ、前の猫も室内飼いでした。家の中で飼います。」とのことでした。

電話でお話しした際にも全く不安は感じはなかったのですが、譲渡会当時にお会いしても全く不安を感じない、素敵な方でした。譲渡会当日、猫柄Tシャツを着て爽やかに登場した里親さん 会場で色々見て、上の猫さんに決めて下さいました。ありがとうございました!

そして、いつも会の活動を支援して下さっているS様もご夫婦でお越し下さり、物資や猫ケージ、猫用品の寄付を下さいました。S様、ありがとうございました!

次回はGW中に2日連続で開催いたします!

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