茨ニャンの会 公式ブログ

茨城県つくば市を拠点に、犬猫の避妊去勢手術の奨励や飼い主のいない猫のTNR活動、 里親探し等を行っている団体です。

2020年04月

先日、猫とは直接関係ない話で水戸に行ったのですが、用事が済んだので帰ろうとしたら、目の前をサーっと猫が横切りました。

その猫は、三毛猫

ダー❕ 猫だよ❕ となる訳ですよ。 三毛ってことはメスですよ。しかも、明らかに腹がデカかったんです❕

わー困ったー(>_<)、生憎、車に捕獲器を載せてません。

どうしよう💦 このまま帰ってしまえば、水戸で猫が増えてしまう 

丁度陽が暮れてきて辺りが段々暗くなってくる時間帯。 嗚呼、もう❕ どうしたらいいんだ❕❕ 何とか❕ 何とかしなければ❕ 状態に。

どんどん暗くなってきて、気持ちは焦ります。

何とか出来ないかと車に載せてあるものを見てみると、

この間、県央から来て下さった方の話

で書いた、県央の方からの寄付で頂いた固形フードの一部が車に載っていたので、咄嗟に猫にそのフードを見せて「来い来い」してみると、「お❔何かくれるのか❔」みたいな顔をして立ち止まる三毛猫。

少しフードを地面に置いてみると、お腹が空いているのかすぐ寄ってきて、少し触れました。フードをがっついて食べています。

これはもう、何とか捕まえるしかない❕ と、咄嗟に車から小サイズのケージを出して(ケージは運よく車に載っていた)、プラスチックの小さな容器(ヨーグルトの入っていた容器を洗ったものが車に載せてあったので、そこ)に良い匂いのするシーチキンみたいな猫用ウェットフードを入れて(ウェットフードも運よく車にあった)ケージの奥の方に入れて置いてみたところ、美味しい餌が食べたくて三毛猫あっさりケージにIN❕

やったー❕ わはは、やった❕やった❕ あっさり入ったぞ❕ 

そのままケージの蓋をパタンと閉めて車に載せて連れて来てしまいました。

お腹の膨らみ具合からして、妊娠後期の始めの方かなぁ・・・❔と思っていたら、捕まえてから6日目に4匹産みました。産むのは3週間位先かなと思っていたので、ビックリです

初産じゃないっぽいのに4匹しか産まなかったんじゃぁ、やっぱりご飯を日常的にもらえる環境にはいなかったんだろうなぁと思いました。栄養状態よければ5匹とか6匹産むので。

4匹は、三毛と黒が多い黒白と、多分キジトラと白黒みたいで、三毛と白黒がメスみたいです

「あんなにお腹出てなくても、もう妊娠後期の終わりなんだぁ・・・」と思いました。

三毛さんは多分すごく若くはなくて、産むのは今回初めてではないと思います。

右目が少-し白濁しているので、小さいときに風邪を引いて雑菌が目に入り白濁の後遺症が残ったのでしょう。

飼い猫ではないようですが、野良猫でもないみたいです。

公園などが近い場所なので、そこで弁当でも食べる人にねだって唐揚げとかもらったりして生きて来たのかなぁ❔と思います。

野良猫は降ろさずに(堕胎せずに)産ませても、中々子育てはしません。「囚われの身になってしまった」「もう自分(も子供も)おしまいだ」とでも思うのか、要するに人に捕まったストレスから育児放棄して育てないのです。産んだ子供を全部食べてしまう等も珍しくありません。

でも、今回水戸で捕まえた三毛は今、子供4匹をかいがいしく世話しています。

写真撮ったりするとストレスがかかるのでまだ撮ってないのですが、落ち着いたら写真をアップしたいと思います。

三毛さんについて、茨城県の動物指導センターのページを確認してみましたが、ペットの逸走情報のページ(うちの犬、うちの猫がいなくなりました情報のページ)に該当の届けはありませんでした。


茨城県動物指導センターのページ: 逸走情報(一般)


中途半端に人に慣れてるみたいだから、公園とかで遊びに来たりマラソンに来たような人とかに食べ物もらってたのかも知れないけれども、十分なご飯をもらっていた訳でもないみたいだから、多分三毛は水戸には戻さないで里親探しかなぁ・・・

子供は勿論、離乳してご飯食べれるようになったら、里親探しです。

話は遡ること、3ヶ月前・・・嗚呼、もう全然順不同 グダグダだな。

大分前に書いた、土浦のアパート置き去りLLサイズ猫2匹の話。

土浦アパート猫置き去りの話

大サイズの猫というのは、どういう訳だか貰い手が割とすぐつくんだな。何故か世の中には「大きい猫」が好きな人たちという人種がいるみたいで。

LLサイズ1号目は友部に行って・・・

友部(旧友部町)に行ってきた話

先住猫とも喧嘩せず、すぐ馴染んだみたいでした。

里親様に1週間後くらいに様子を伺ってみると、「もう毎日一緒に寝てます」って言ってたっけなぁ。

で、もう1匹のアパートLLサイズ2号の方はと言うと・・・つくば市内の中心地のお宅に行きました。1月の話だったから、もう3ヶ月前かぁ・・・

里親様は以前にキジ白の猫(享年24歳❕)を飼われていたそうで、最初は県南多頭崩壊宅出身猫(↓)を見て「前の猫に似ている」と申し込まれたのですが

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上の猫は、この子はこの子でつくば市内に後日貰われたのですが、何しろ元気いっぱいで飛んだり跳ねたりが凄いので、若い方でないと飼うのは無理ではないかと思ったので。

里親様がちょっと高齢だったので、「この子はやめた方がいいですよ・・・」と言って、LLサイズ2号を勧めたところ、LLサイズ2号に決めて下さいました。

里親様はちょっと高齢なご夫婦だったのでした。

なので、無条件に譲渡という訳にはいかない訳ですが、LLサイズ2号は獣医さんから「3歳とかかなぁ」と言われていて性格的にもおっとりした逃げない落ち着いた猫でしたし、このご夫婦は息子さん世帯が獣医さんで、息子さん世帯に譲渡会の最中に電話したのですが「ボランティアの人の勧める猫にした方がいい」と息子さん世帯がご夫婦に言ったところ、あっさり「そうする」とご夫婦とも言って下さったので、そういう、ちゃんと相談する相手のいる、人の言うことを聞いて下さる性格の方なら大丈夫だろうと思い、決めました。

つくば市の中心地の住宅街のきれいで立派なお宅。

ご主人さまはつくばに住んで30年とか仰ってたかな。現役時代は研究職だったそうです。ま、見た目からして「私は研究をやっていました」という風貌の方だったので(研究職の人ってスーパーとかで見てもすぐ分かりますよね)、「だろうな」と思いました。

LLサイズ2号さんは到着直後は落ち着かない様子で室内探索をした後、植物の影に隠れたりしていましたが、

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トイレに入り、
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いきなり【大】をした
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おいおい、普通は新しい家では緊張してすぐには出ないもんなんだよ。

いきなり、しかも【大】ですか。

【大】の後、またしばらく家の中の探索をしていました。


後日、里親様が譲渡会に来て下さり、様子を知らせて下さったところ、その後すぐ慣れて毎日穏やかに一緒に過ごしているそうでした。

夜は「寝るよー」と言うと一緒に2階に上がって毎日一緒に寝てますという話でした。

もう1匹の方のLLサイズ1号(グレー)も、友部の里親さんは1週間後には「もう毎日一緒に寝てます」と言ってたから、2匹をアパートに置き去りにした人は、このLLサイズたちと毎日一緒に寝ていたのだろうなぁ。


LLサイズ2号(キジ白)の里親様から2月にメールを頂きましたので、ご紹介いたします:
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茨にゃんの会の皆様

ぼくは土浦市内のアパートに置き去りにされていたキジ白です。1月13日に新し
く里親が見つかりつくばに来ました。名前が「つくし」になりました。里親のお
孫さんが「つくばのお腹が白いネコだね」で「つくし」になったのです。愛称は
「つく」です。新しい家にもすっかり慣れて,楽しく元気に走り回り,夜は布団
の中で一緒に寝ています。いたずらもしないし,賢くおっとりしているし,良い
子だねとすっかり気に入られました。
病院にも行って健康診断を受け,予防注射もしました。体重も少し肥えて4.7 kg
になり,重いね!と言われています。
新しい父さん母さんは少し歳ですが,何かの時には子供さんが喜んでぼくのこと
を引き受けてくれるそうです。安心してください。

つくし -2

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 ワクチン接種はして譲渡したんですけどね。

「落ち着いたら一度佐久間先生連れてって健康診断してもらう」と言っておられたので、そのときにワクチン接種したんですかね。

さくま動物病院は行ったことないんですけどね。良い獣医さんだと評判ですよね。

息子さん世帯がすぐ来れる距離だし、獣医さんなので安心ですね。(親が)猫をもらったと聞いて、息子さん世帯はすぐ会いに来てくれたみたいです。ありがとうございました。

先月の話なのですが、中々行き先の決まらないでいたこちらの2匹に幸運が舞い込みました

県南某所の典型的な多頭崩壊宅から救出してきた子達のうちの2匹。

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昨年の9月頃から里親募集を開始していたのですが、中々良縁に恵まれず。譲渡会の常連になっていました。

「こういうケースって、最後諦めた頃に「この話を待ってたんだ❕」っていうような話が舞い込むんだよね~」と思っていたところ、まさに、「この話を待っていたんだ❕❕」としか思えないような良縁が本当に舞い込んだ来たのだー❕❕❕

2匹をもらって下さったのは、茨城町のご夫婦。

以前にも猫を飼ってらして、でも、その猫は癌になってしまい、治療の甲斐なく10歳で亡くなったのだそうです。

ご夫婦は、「家族として迎えたい」「すぐまたお別れは哀しい」と言って、若い2匹に申し込まれました。

少し遠かったですが、嬉しくなって2匹を届けて参りました。

届けた日は雨が降って風も吹き、急に寒い日でした。


かすみがうら市を抜け、石岡を抜け、ずんずんと走ります🚙

辺り一面広がる畑
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もう水戸が近い辺りまで来ました。もうすぐ❕
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お家は、純和風のような感じの家をリノベーションした感じのお家でした。

2匹をさっそくお部屋に放して見ると、メスの方は割と平気な顔をして室内を探検したりしていましたが、オスの方はひたすら隠れる・・・
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中々出て来ません。

「お兄たん、大丈夫❔」
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基本的に、メスの方が環境になじむのが早いと言うか、腹が座っていると言うか、要はふてぶてしいのですな🐽

「すぐ馴染むと思うので様子を見て下さい」と言い残し、帰ってきました。

里親様からはタオルやペットシート等沢山の物資を頂きました。

後日、送って頂いた写真がこちら:

元気そうです。太ったみたい。
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それ程しないでオスも慣れて室内の好きな場所でくつろぐようになったそうです。
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おそろいの首輪もつけて頂き。
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2匹は里親様曰く「よく食べよく出しよく遊び」、茨城町で平和にやっているようです。

メスの方は保護した直後は口の周りの模様が薄かったのですが、だんだん濃くなってきて、それがまた可愛いですね。
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名前はオスの方が「ほたて」、メスの方が「あさり」になったそうです。


あさり、多頭崩壊宅から救出直後の写真:
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栄養失調に加えて目の状態が悪く、瞬膜(目頭のところの膜)がかなり眼球にかかってしまっていたのが分かると思います。

風邪症状がひどいと、こういう風に瞬膜が飛び出して眼球を覆うようになります。

早いうちに治さないと瞬膜が眼球を覆ったままになり、視界が遮られたままになります。成長してもそのままの場合、生活に支障がありますから手術で飛び出した瞬膜を切り取ります。ですが、早いうちに眼軟膏や目薬を毎日毎日一日に2回とか3回つけるとだんだん瞬膜が引っ込み、かなり改善が見込めます。

結構大変でしたが、一番ひどかったときの状態が全然分からないまでになり、瞬膜を切り取る手術は受けずに済みました。

新しいお家では、ご夫婦が普段過ごされる部屋=2匹も普段過ごす部屋になるのですが、その部屋にご主人のパソコンなどもあるので、2匹が悪さをしないか心配でした。

また、この2匹を含む多頭崩壊宅からの猫たちは中々トイレを覚えてくれなくてとても大変でしたので、新しいお家でトイレを間違えずに出来るかもとても心配でした。畳なんかにやってしまうと困りますので・・・

多頭崩壊宅というのは大抵ゴミ屋敷化しており、猫のトイレなども無いか、あっても足りてないことが多いのです(猫数十匹にトイレ2つだけ等)。猫たちは床等でウンコおしっこをして、その上で平気で寝そべってたりしますし、床が腐って抜けているケースもあります。

そういうお家から来ると、「トイレでするもんだ」という概念が無く、中々決まった場所ですることを覚えてくれなかったりします。2匹もそうで、トイレがあるのに自分が今いる場所でやって平気でそこで寝そべっていたりするので掃除も大変でしたが、何べんも本人たちをシャンプーしたりして、でも、短期間に何べんもシャンプーすると毛の脂分が落ちすぎて毛並みがバッサバサになってしまったりして大変でした

ですが、里親様からの連絡によると、悪さもしないし、トイレもバッチリ間違えずにやってますとのことでした。

2匹はワクチン2回と猫エイズ白血病の検査、避妊・去勢手術を済ませてありましたが、念のためお届けの前にもう一度ワクチン接種をして茨城町に行きました。

2回のワクチンは十分効いているハズですが、考えたら多頭崩壊宅から救出した直後に打った初回ワクチンは風邪症状が見られる状態で打ったので効きがいまいちの可能性もありましたし、いずれにしろ2回目の接種が8月で、そこからカウントしても既に半年以上経過ていましたので。1回余計に打っておいて悪いことはないですし。

里親様は前に飼われていた猫が癌になってしまったとき、当時癌治療の出来る良い病院が茨城に無くて東京の東大病院に通って癌治療をしたのだそうです。

ほたてとあさりは多頭崩壊宅の出身なので近親交配が若干進んでいて若干血が濃くなってしまっている可能性があります(なってないかも知れませんが)。

現時点で問題があるようには見えないのですが、多頭崩壊宅の出身であることについて理解のある方でなければ譲渡できないと思っていました。

少し時間がかかりましたが、そんな2匹に本当にピッタリなお家が見付かりました。

窓際でくつろぐ2匹。
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里親様はまだ若い方なので、2匹を飼い切れなくなることも多分ないでしょう。

ほっこりな素敵な写真を送って頂いたので、立ち上げて以来変えてこなかったブログのトップページの写真を初めて変えました。

ほたて&あさり、茨城町でずっと元気でね。

里親様に日々癒しを与えるのが君たちの仕事ですので、茨城町でしっかり仕事に励むように❕

本日天気もよく、譲渡会(里親会)を決行いたしますが、形ばかりの譲渡会となります。

時 間: 14:00‐15:00予定(多少時間が前後する可能性がございます)

場 所: TXつくば駅 ロータリー 隣 ペデストリアンデッキ(遊歩道上広場) 脇
※ペデストリアンデッキではなく、ペデストリアンデッキの脇の車を停められるスペースになります

参加予定猫: 4匹予定


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車に猫を載せたままの状態でお見せする形になりますことをご了承願います。

猫を見に来られる方は、マスク着用でお願いいたします。

お電話の上お越し頂けますと助かります。

茨ニャンの会
08088134369
ibanyannokai@gmail.com

久々に登場、下稲吉さん改め「しーちゃん」

皆さん覚えてます❔ 下稲吉さん

下稲吉さん、大分よくなった模様
下稲吉さん二度目の正直、成る

里親様が最近の写真を送って下さいました。

最近は、先住猫さん2匹と一緒にご飯を食べさせるようにしてます、とのこと。
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ちょっと柄が変わったかな❔ 春は毛の生え替わりの時期ですからね。
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こちらにいたときは人が見ている前ではご飯食べなかったので、驚きです。

今の名前は「しーちゃん」

しーちゃんは先住猫の三毛さんが大好きで自分から寄って行っているそうです。

こちらにいたときに、一緒にいた坂東三毛子さんとベッタリだったからなぁ・・・今のおうちの先住猫の三毛さんのことを坂東三毛子さんだと思っているのかなぁ❔

坂東三毛さん↓↓↓
坂東三毛さんも行った・・・


そう言えば坂東三毛子さんはどうなったか❔と思い、坂東三毛さんの里親様に連絡してみると・・・

先住の黒さんにベッタリだそうです。
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入っているのは「ねこのきもち」の付録の袋かな❔ 

猫は狭いところが好き。

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