茨ニャンの会 公式ブログ

茨城県つくば市を拠点に、犬猫の避妊去勢手術の奨励や飼い主のいない猫のTNR活動、 里親探し等を行っている団体です。

2021年01月

「通販の

 カタログ眺め

 買った気分

 服買う余裕は

 ニャン🐈エサ代に」


【その心】
通販のカタログをめくって、気分はまるで新しい服を買ったかのような気分に・・・ 

が❕ 現実にはそんなお金の余裕がある訳もなく❕ 

服を買ったりする余裕があったら、その分のお金は勿論、今月も猫達のエサ代行きなのだなあ・・・


元々は、フランス料理の店の前を通ったときに、すごくいい匂いがして、「たまにはフランス料理のコース料理でも食べたいなあ」などと思った訳なのである。

が❕ そんなところに万単位のお金を使う位ならニャンs🐈に避妊・去勢手術を受けさせたり、猫缶を買ってやるのが優先だったりする訳で、フランス料理店の外で匂いだけ一杯吸い込んで帰った後で実際には空腹は立ち食いの卵かけご飯で埋めたりなんかする訳だ・・・

その話を短歌にしようと思ったのだけれど、「フランス料理」という言葉がどうにも文字数を喰い、うまく行かず凹凹凹

運転中にぼんやり考えていたら、通販のカタログを見て気分だけ買った気分になったことが急に頭に浮かび

少し前のブログ:

「ご相談させて頂きたい」と言われましても❔

正直、公開前にネット上に載せるべきなのか迷った・・・・

理由は2つ。

1.上記のブログで書いた、猫の遺体を持って帰ってきたという相談者の方がもし見たら気を悪くされるかも知れない。否、きっと気を悪くされるであろう。

2.埋める場所が無く火葬するお金の余裕もなく、かと言って役所の言う可燃ゴミ扱いも嫌なのなら遺体が元落ちていた場所に置いてきて役所にもう一度電話するしかないのではと回答したというのが批判を呼びそうである。


「元落ちてた場所に置いてこいとかヒド過ぎ―」「あり得ないよね~」とか批判を呼んでしまうのかな~

と思った・・・

が、なぜか「拍手」が200以上つきました。

まぁ、とは言え、色々言われてるんだろうなぁ・・・と思いつつ、気が楽になりました。

「拍手」して下さった皆様、ありがとうございましたm(_ _)m

大分気持ちが楽になりました。

昨日寒かったですね。

茨城、新型コロナ感染者数突然増えていて、「これから一体どうなるの~(-_-; 」な状況の中、ボラにとっては不要不急の「里親会」を<予約制>にて開催いたしました。

来場希望者にどの辺から来るか聞いて来場時間をズラして来て頂きました。

里親会って開始時間にうわーっとお客さんが来てしまうのです。

しかし、今の時期、それは絶対にまずい訳で💦

告知が直前だったこともあり、来場者は少な目の5組位でした。

他に支援物資を持参くださった方が何名か。

あんか、毛布、ケージ(ほとんど未使用)、タオル、フード 等❕ 寒い中お越し下さった皆様、ありがとうございました❕

3匹の猫さんにおうちが決まりました。

他、お子さんのアレルギー検査の結果待ちのため見学のみだった方も。 次の里親会までには結果が出ているので、マイナスなら飼いますとのありがたいお言葉を頂きました。 でも、猫を近くで見てもお子さんに反応なかったのなら多分検査結果は陰性でしょうね。

前野の猫のお話です。

引き取ったのは8月の話。住宅街に突然猫が現れて困っている、という相談でした。

キジトラのメス猫。 若くて1歳くらいか❔という感じでした。

本当に。 こんなに皆が飼い主不詳の猫、野良猫の捕獲や避妊・去勢手術をして回っているのに、どこから湧いてくるんでしょうか❔ 本人が口がきけないので、飼われていて棄てられてしまったのか、どこかで餌だけもらっていて何らかの理由で流れて来たのか・・・見当がつきません。

住宅街に突然現れる、割と発生します。

前野のキジさんは、医療を済ませて10月に一旦里親募集をかけて里親会にも一度参加したのですが、トイレじゃない場所でおしっこをすることがあり、腎機能に問題がある可能性を否定できず、一度募集中止に。

10月の写真
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結局、どうもしていた訳でもなかったみたいで(単に用意されたトイレがたまたま気にくわなかったようでした)、改めて昨日の里親会に久々に参加。

ちょっとふっくら
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昨日はほとんどの来場者はつくば、土浦方面から来られていましたが、一番遠かった方が前日からご連絡頂いていた方で、城里町からの方でした。 その方が、前に飼われていた猫で「20歳まで生きた」という猫に、この前野の子がそっくりだと。

あ、ちなみに、「前野」って、つくば市の前野です。筑波山が近い方・・・と言いますか、大穂の方角。


今日さっそくお届けとなりました。

午後早めの時間のお届けでしたが、既に「だいぶくつろいでいます。ありがとうございました。」と写真送っていただきました。
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相当くつろいでいますね。 それにしても、久々に参加してあっさり決まるなんて、縁ですね~ 里親様よりご寄付も1万円いただきました。ありがとうございました。感謝感謝

後は、下の2匹
つくばの下平岡の猫と
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常総の子(矢印の子)
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の2匹が近日中につくば市内にもらわれる予定です。

ちなみに上の写真の黒ちゃん(那珂市の猫)と真ん中の子(常総市の猫)は既に牛久市内に譲渡となっています。

昨日は祝日とは言え月曜日だったので、お仕事がお休みでなく残念ながら行けないという連絡があった方もいらっしゃいました。

里親会はまたやりますので、次回よろしくお願い致します m(_ _)m

里親会に色々持参下さる方も沢山いらっしゃり助かっておりますが、引き続き、標記の物資が大変不足しております。

使わなくなったラグやマット類等も捨てるくらいであればご寄付をお願い致します。

着なくなった衣類等も(特に綿製品)、猫の寝床の敷物や掃除等に大変役立ちます。

古タオル等も大変ありがたいです。使い古したタオルやシミがついたものも洗ってあれば全然OKです。

勿論、猫のフード、トイレ砂等も銘柄問わず 常時募集中です。

新聞紙を細かくしたものもトイレ砂の代わりになります。新聞紙を細かくして袋に入れてお持ち頂けると大変助かります。

よろしくお願いいたします(*・ω・)ノ

この間、日曜日に電話がかかってきました。

たまたま手が空いていて出てみると、相談でした。

相談者の方はとても常識的な感じの素敵な方でした。

相談内容はこんな感じでした:

1.大きな道路を車で走っていました

2.子猫が跳ねられて死んでいました

3.そのままだと後から通る車が踏みそうだったので、思わず車から降りてタオルでくるんで持って帰ってきました

4.市役所に電話しました

5.ご自身で火葬されるか、無理なら可燃ゴミとして出して下さいと言われました

6.私は犬とか猫とか大好きで、これまでにこれ以上使えないってくらいお金を沢山犬や猫に使ってきました

7.自分で火葬すると2万くらいかかってしまいますが、余裕がありません。かと言ってゴミとして処分するのも可哀想で

8.ご相談させて頂きたいと思ってお電話させて頂きました


どう思われますか❔ あなたがもしこの電話を受けた場合、何とお答えになりますか❔

こういう電話や相談を受けると、いつも、「こういうのって多分日本人だけだよねー」と思います。

「ご相談させて頂きたい」「どうしたらいいでしょうか❔」 大変多いです。

「子猫が棄てられています」「どうしたらいいでしょうか❔」

「猫を保護しました」「うちは犬がいるので猫は飼えません」「ご相談させて頂きたい」

「実家の親が庭に迷い込んで来た猫を家に入れて保護しています」「うちの親も高齢なので飼えないと思います」「こういうのは、どうしたらいいでしょうか❔」

「ペット不可物件に住んでいます」「こっそり猫を飼っています or 猫にアパート敷地で餌をやっていたらバレてしまいました」「管理会社から猫を処分するか猫を連れて出て行けと言われてしまいました」「どうしたらいいでしょうか❔」「ご相談させて頂きたい」

自分が困っているというようなことをモゴモゴ言って「ご相談させて頂きたい」とか「どうしたらいいでしょうか❔」と言えば、相手がどうにかしてくれると期待する。 同じ相談者でも外国人はこういう言い方しないですね。

やっぱり日本って自己責任の原則が定着していないし、「どうして欲しいと自分の希望をハッキリ言わないと伝わらないし誰も何もしれくれませんよ❕」と教育されていないからなのでしょうかね。

蛇口をひねれば飲める水質の水がタダみたいな値段で使い放題、家が火事になったら119番通報すればタダで消防車がかけつけて来てくれる。 病院に行けばすぐ診てもらえる。 皆さん多分その感覚で愛護団体やボランティア団体に電話等してくるのだと思います。

アメリカなんかだと火事になっても契約してなければ何もしてもらえないと言いますよね。

昔ネットで読んだ話ですが、ある家が火事になった、と。 で、その家は火事のときに鎮火してもらえる契約をしてお金も払っていたので契約に基づいて消化活動をしてもらえた。 隣の家に火が燃え移りそうだった。 隣の家が「このままじゃうちも焼けちゃう」と思って鎮火作業をしていた業者に「うちも消火してくれ」と頼んだ。 「お宅契約してる❔」と聞かれた。「してない」と言った。 「じゃあ、無理だね」と言われて何もしてもらえなかった。家は全焼した。

病院なんかも、保険の契約をしてないと病気になって行っても、まず「医療保険の契約してるか❔」と聞かれて「してない」と言うと「じゃあ、診れません」と言われて本当に診てもらえないと言いますよね。

日本でも健康保険の掛け金はらってない人は沢山いるとは思うんですよね。でも、そういう人が病気になって病院に行ったときに「健康保険に入ってない」「自費で全額負担も無理」と言っても多分「じゃあ診れませんね」とは多分言われないですよね。そういう国で育ってしまうと「自分が困ってれば何とかしてもらえて当り前」になってしまうんですかね。

先に書いた、猫の遺体を拾って自宅に持って帰った方が、何をどうしてほしかったのか、最後まで分かり兼ねました。

だって、ハッキリ言わないんですよ。どうして欲しいって。

遺体を引き取って欲しかったのか❔ 火葬して欲しかったのか❔ 安く火葬してくれる業者を紹介して欲しかったのか❔

「埋めたらどうですか」と言いましたら「賃貸なので埋める場所がない」と。

「市役所が火葬できないなら可燃ゴミの日に出して下さいって言ったのがひど過ぎると思って」というようなことを言われていました。

気持ちは分かるんですよ。

その方に言いました。 「お気持ちはよく分かります。でもね、役所の立場からしたら、そう言うしかないんですよ。」と。 「世の中にはね、色んな人がいるし、役所も電話一本でその人の話を何でも信用する訳にもいかないんだと思いますよ。」 「世の中にはね、例えば自分が飼ってる猫が死んで、でも火葬の金を負担したくないから役所に電話して「猫の遺体が道路に落ちていた」とか言って役所に火葬させようとするような人も多分いるんですよ。」「役所だって財源は税金ですから役所に責任があることが確認できない話にむやみに税金使う訳にはいかないんですよ。」と言いました。

道路に物が落ちていたり、動物が死んでいた場合、その道路が高速道路なら高速道路の管理会社に、県道なら県に、市道なら市に管理責任があります。相談者の方にもそのように言いました。

通行を妨げる状態になっていた場合に管理責任がある主体が極力早くその状態を解消するよう努めるのは、長期間にわたって通行が妨げられる状態を放置して事故が起きた場合に管理主体に賠償義務が生じる可能性があるからです。 勿論、通行が妨げられる状態を少しでも早く解消する必要がある、ということもありますが。

猫の遺体を持って帰ってきたという相談者の方は常識的な素敵な方でした。

「こんな常識的な方でも、こんな感じなのか」と思いました。

こちらで例えば遺体を引き取って時々頼む火葬業者にお願いしても1万円くらいはかかってしまう、そのお金を負担して頂けないなら、申し訳ありませんが、うちも引き取れません。お金の余裕がないなら猫が元々跳ねられて死んでた場所に遺体を戻したらどうですかと言いました。「道路でも歩道寄りの端の方なら後続の車が次々踏んでいくことにもならないと思います。それで明日、月曜日の朝イチで市役所にもう1回電話されたらどうですか❔そしたら市が契約してる業者が遺体を回収して火葬してくれますから」と言いました。

電話の向こうで、相談者の方は不満気でした。

でもね、どうしろと言うのでしょうか。 猫がまだ生きていたのなら分かるのです。「重症を負って倒れてる猫を保護してしまった。」というのなら。それで「医療が安く受けられる病院はないでしょうか❔」 とでも聞かれたのならまだ分かるのですが・・・

既に死んでいたものを埋める場所が無いのを分かっていて連れて帰ってから「ご相談させて頂きたい」と言われましても・・・いかんともし難いなと思わざるを得ない一件でした。

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