茨ニャンの会 公式ブログ

茨城県つくば市を拠点に、犬猫の避妊去勢手術の奨励や飼い主のいない猫のTNR活動、 里親探し等を行っている団体です。

2021年12月

先日、以前にも物資のご寄付をいただいた、つくば市A様より以下のご寄付(古タオル、フード等)をいただきました。

unnamed

A様からは以前にも、いろいろ頂いたことがあります。

いつも会の活動を気にかけて頂いてありがとうございます。

常総市にて、大けがをした猫が捕獲となりました。

捕獲時の様子は、こちらをご覧ください

大けがをした猫 - YouTube

頭にもけがをしています。

病院にて

背骨が折れていました - YouTube

折れているの、分かりますよね

大けが猫、入院の様子 - YouTube

スピード出して走ってきた車に撥ねられたのでしょうね。

病院も年末年始のお休みになってしまうので、明日いったん退院です

こちらはエイズ陽性で、エイズを発症したと思われる猫。 発見時の状態が既にこれでした。
75677


こちらも明日いったん退院です。

私たちの活動を「犬や猫を使って儲けてる」などと言う人がいますが、現実にはこんな風に、けがや病気の猫もいて、全ての犬や猫にもらい手がついてもらわれていく訳ではありません。

車に撥ねられたっぽい黒猫は、下肢麻痺の状態で圧迫排尿が今は必要です。 それが今後も治らなければ、ボランティアの個人宅で一生介護生活になる可能性が高いです。

犬や猫は人間の健康保険にあたるものがありませんから、こうしたけが猫や病気の猫の医療費はすべて団体や個人の負担となります。

今回、この2匹の医療費は、7万~8万の見込みです。


下の黒猫(♀)は、恐らく子猫のときに雑菌が目に入ったことが原因で両眼とも溶けてダメになってしまい、全盲です。 この猫もまだもらい手がついていません。 つくば市の春日にて保護となりました。 筑波大のすぐ外側の辺りのアパート敷地内に突然現れた猫です。 多分、大学の敷地内で学生から餌付けされていたのではないかと思います。 保護時、未避妊でした。 大学敷地内も猫が増えると段々そとに猫が出て来るようなので、この子も居心地が悪くなって、出て来たんじゃないかと思います。
7604


年の瀬のせわしい時期に恐縮なのですが、皆様に治療費その他のご協力のお願いです。

けが猫の治療費のご協力のお願い、それから、ハンデのある猫を家族として迎えて頂くことのご検討のお願いいたします。

無理をして沢山の募金等をいただく必要はありません。

1000円でも、100人の方が募金して下されば10万円になります。


【振込先】 

常陽(じょうよう)銀行 つくば市役所支店 普通 1065340 いばにゃんのかい

三井住友銀行 つくば支店 普通 0321740 いばにゃんのかい

おうちにある商品券の類でのご寄付も受け付けます。

どうぞよろしくお願い申し上げます(後日、病院の明細などはアップいたします)。

あっという間に今年も終わりが近づいてきました。

明日、年内最後予定の里親会を開催いたします。

最近、忙しくて告知を手を抜いていましたが、久々に参加予定の猫の情報をお知らせいたします。

八の字 はっちゃん です。 おでこに見事な「八」の字模様です。
IMG_20211217_180227
つくば市内にて保護。 親子で連れ立って住宅街にも入って来てエサをねだる等していました。 お母さんは残念ながら捕獲予定を立てていたときに車に撥ねられたみたいで道路で死亡していました。 この子は外にいた間男の子かと思ったのですが、捕まえてみたら女の子でした。 お母さんの分まで幸せに生きてほしいです。

保護から2週後の検査で猫エイズ白血病ともに陰性の結果でした。生後5、6ヶ月の推定です。避妊手術、ワクチン、お腹の虫下しが済んでいます。 人慣れしており、部屋でいきなりフリーにしても大丈夫なタイプです。

新年を前にご家庭に1匹、縁起猫はいかがでしょうか❔
 


丈夫な子猫達です
IMG_20211107_143610
白黒ちゃんは男の子です。 三毛は女の子。
白黒はつくば市の春日で親子セットで保護となりました。突然住宅街に現れたということで、どこから来たのか分かりません。 お母さんは先に東京都内にトライアルに出ています。 目がパッチリしており、手触りがシルクのような手触りで、お母さんもそうでした。 外国種の丸顔の種類が混じっているかなと思います。ワクチン、お腹の虫下しは済んでいますが未去勢です。親が猫エイズ白血病検査2回陰性でしたので子はまだ調べていません(譲渡までには調べます)。

三毛は坂東市で保護。 高齢者が庭で餌付けした猫が子を産み、どんどん増えてしまいました。三毛は若干気難しいところがあり、最初は「シャー」言うと思いますが、基本的には人慣れしています。 坂東で沢山の猫と一緒に生活しており、今もそうなので先住がいても大丈夫です。 猫エイズ白血病検査は2回済み、ワクチン2回済み、避妊手術済みです。



薄キジトラ姉妹
71610

71762
薄キジトラ姉妹です。全部で3匹います。
TNRの中で保護しました。 猫が増えてしまっている現場があり、ご飯をもらえる現場なので大人は避妊去勢して戻しましたが子猫は一生そと暮らしでは可哀想なので保護となりました。
ワクチン、猫エイズ白血病検査済みです。



白キジちゃん
IMG_20211107_154658
男の子です。つくば市内にて保護。 元気いっぱいで走り回ります。  現在月齢4ヶ月くらい。
丈夫ですが、たまに目やにが出ることがあるので、ご承知おき願います。 兄弟猫が猫エイズ白血病検査2回やって陰性でしたので、この子はまだ検査はやっていませんが、譲渡までには検査します。 


薄キジトラにサビまじり
464353
守谷市にて保護。 迷い込んできた猫に餌付けしてしまった農家があり、10匹以上に猫が増えてしまっていました。 依頼により2匹を残して引き取りました。 残した2匹は避妊去勢手術は済ませて戻しました。 
この子は、丸顔ですごく可愛い子なのですが、2回トライアルに出て2回とも返されて来てしまいました。 理由は「隠れて全然出てこない」です(2回とも)。 性格穏やかで良い子です。 環境が合わなかっただけだと思うのですが、若干神経質なのかも知れません。 猫エイズ白血病検査2回実施(2回とも陰性)、ワクチン済み、避妊手術済みです。 ほとんど鳴きません。 大食いです。


その他、下記いずれもTNRを進める中で保護した子達です。 左耳カットが女の子、右耳カットは男の子です。
S__15630345

S__15630343

S__15630341



茶白君
4325
年齢は1歳半くらいです。飼育放棄で依頼により引き取りました。 性格穏やか。 医療は一通り済んでいます。猫エイズ白血病陰性です。

上の猫以外にも数匹程度参加があると思います。

タオル類、毛布、ペットシート、猫エサ、猫砂等が大変不足しております。

年末のお掃除の際に出たものでも構いませんのでご寄付いただけますと大変助かります。

よろしくお願い申し上げます。

猫の預かりさんと荷物の受取に協力していただける方を募集しましたが、結果

応募ゼロ

でした ふえーん かなしー

引き続き募集しますので、ご協力いただける方は、 ibanyannokai@gmail.com まで、ご連絡よろしくお願い申し上げます。

毎年、年度末近くになると公表される犬猫の殺処分数

そろそろ、多分今日かなーと思ってたら、やはり今日公表されましたね。

統計資料
犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容並びに処分の状況
環境省_統計資料 「犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況」 [動物の愛護と適切な管理] (env.go.jp)


嗚呼、神様ありがとうございます(この数字が本当なら) T_T

殺処分数 犬については4059、猫は19705。

ただし、この数字については、各都道府県の動物愛護センター(殺処分場)等で最終的に殺処分を実施した頭数に、上のページ見ていただくと殺処分数のすぐ隣に③として書いてある数字があると思いますが、この③の数字を含んだ数となっております。

この③というのは、要は殺処分に至らずに病死等で死亡した(もともと衰弱していて移送中に死亡したとか、収容中に死亡した)の数字です。

この数字を引くと、犬については、3431、猫については14975 ですか。

1年前の数字がこちら
2019年度の殺処分数が発表になりましたね : 茨ニャンの会 公式ブログ (livedoor.blog)

2年前の数字がこちら
これは残念!!(3万切らず) : 茨ニャンの会 公式ブログ (livedoor.blog)


3万ちょい ⇒  2万1000位 ⇒ 15000位

いや~、事実ならうれしい数字です

2020年度、新型コロナの影響でどこの団体も一時思うように活動できず、飼い主不詳の猫の捕獲や避妊去勢が滞ってしまいました

なので、とても心配していました。 2020年度分はもしかして、2019年度よりも増えてしまっているのではないか・・・と。

残念ながら、今年度の数字が発表になるのは来年の今頃で、果たして今年度どうなっているか・・・と思いますが、まずは一安心な結果となりました。

各都道府県のセンター等が昔のようには引き取らない(引き取りを拒否する)傾向があり、行政が行う殺処分は減っているだけで巷で猫が増えている可能性等は否定はできないのですが、ただ、活動を始めた10年ちょっと前に比べて時代が一巡したこともあり、犬についても猫についても避妊・去勢、そして屋内飼育が自然に増加しているのは事実と思います。

活動を始めた当時は年間20万以上等の犬猫(犬が5万とかで猫が16万とかだったかな)が殺処分(ガスを使った強制窒息死)が実施されていて、それはとても哀しい数字だったのです。

10分の1以下に減った計算です。

今年度については、何とか1万を切って欲しいですね

このページのトップヘ